H26-31 八幡神社の獅子舞

 八幡神社の秋祭りに奉納される獅子舞は、もともとは成瀬の諏訪神社の祭礼で行われていたものを、江戸時代の享保年間(1716〜36)に、津久根の人形芝居と交換して始められたと伝えられている。
 笛の音と、四人の女子が務める花子が掻き鳴らす竹製の簓の伴奏で、大獅子と中獅子の雄獅子2頭が雌獅子を奪い合うという筋立で舞われる。「ささら」は獅子舞の通称ともなっており、その音から、花子のことを「ちゃっちゃこ」とも呼んでいる。
 笹葉の青竹に注連縄をかけて舞う初庭の「七五三(しめ)掛り」、雄獅子同士が争う中庭の「四幕抱き(志満久多喜)」、和解した雄獅子が雌獅子とともに舞う終庭(後庭)の「花掛り」の三庭(幕)からなる。

031八幡神社の獅子舞
八幡神社獅子舞・本殿

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