H26-19 東山神社の獅子舞

 東山神社は、多門寺の寺鎮守として祀られていた諏訪神社が明治45年(1912)に当地に遷って改称した神社である。獅子舞は、室町時代のころ、多門寺第三世教伝が秩父地方から伝えたのが起源とされている。
 笛の音と簓の調子に合わせて、大獅子と中獅子の雄獅子2頭が雌獅子を奪い合うという筋立で、「宮参り」「すっこみ」「花掛り」「竿掛り」の四庭(幕)が演じられる。ほかに「願獅子」が奉納される。谷間に見立てた竹竿を挟んで獅子が舞う「竿掛り」は、越生の獅子舞では唯一行われる庭(幕)である。
 また、獅子舞の通称ともなっている竹の簓を掻き鳴らす四人の「ささらっこ」(「ちゃっちゃこ」とも呼ぶ)を、町内のほかの3ヶ所とは異なり、男子が務めるのも特徴である。

 開催期日 「勤労感謝の日」に近い土曜日・日曜日

019東山神社獅子舞

「竿掛り」の様子

東山神社獅子舞

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