H26-13 越生町役場旧庁舎跡

 現在の越生町の行政区域は江戸時代には17ヶ村に分かれ、ほぼ現在の大字に当たる地域が、それぞれ独立した村であった。
  慶応3年(1867)の大政奉還後、新政府は明治2年(1869)に版籍奉還、同4年に廃藩置県を断行し中央集権化を進めた。
 翌5年、旧村の名主は戸長と改称され、戸長役場が設置された。同17年施行の連合戸長役場制を経て、同22年には市制町村制が敷かれ、越生町と梅園村が成立した。
 越生町役場は、当初、新宿の八幡神社脇の家屋を借用していたが、のちに法恩寺に移転した。明治34年に法恩寺が焼失して以降は、ここの近くの民家に間借りしていた。
 明治40年3月、この地に庁舎が新築され、昭和43年(1968)5月に現庁舎が落成するまで使用されていた。  

013旧越生町役場跡
旧役場

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