096 大日六地蔵

この場所は明治初年に廃寺となった常願寺の参道入り口に当たる。常願寺の本尊大日如来は法恩寺に遷され、本堂は最勝寺に移設されている。
大字上谷字上日向
中央が大日六地蔵と呼ばれている石仏です。頂部に阿弥陀如来の梵字を置き、蓮台に1体の仏像が載り、その下に6体が並んで立っています。「武州入間郡上谷村[判読不能] 宝永三丙戌年(1706)十月吉日 敬白」の銘があります。良く似た石仏が最勝寺の境内に立っています。
右側の「御神燈」の文字がある高さ約2メートルの石灯籠は、造立年不明です。
左側の石塔は、正面に「月山湯殿山羽黒山百番供養塔」、右面に「天保三辰之天(1832)三月吉祥日」、左面に「上谷村 神部初右門 同元右門 同三右門」の銘文があります。
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