095 甲子社

甲子社

「甲子」は「十干十二支」の一番最初の組合わせで演技が良いとされる。ねずみを神使とする大黒天を守護神として祀ったのが甲子神社(甲子社)である。

大字上谷字八幡

 「甲子神社 武蔵国入間郡梅園村大字上谷里民信徒十八名大神之御功徳ヲ奉載シ戮力協同茲ニ字八幡原野ノ傍偶ヲ宮地トシ新ニ神殿ヲ建築シ以テ神璽ヲ奉遷座 冀ハ神明憫其赤心粱穀豊登郷民安全ニシテ永遠埀愛愍矣」「明治二十九年(1896)丙申三月二日 齋主 柴田正 敬白」と記された棟札が保存されています。

 社の脇から切通しの古道「堂坂」を登ると、八幡山神社を経て郡境を越え、ときがわ町の大附に抜けます。道沿いの所々に、ひっそりと石仏や石塔がたたずむ、時代劇のロケに使えそうな、江戸時代さながらの風景がのこされています。

甲子社

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