093 大菅の地蔵尊

大菅の地蔵尊

右から2番目の寛永元年造立の地蔵尊は、源頼朝が慈光寺参拝の折に忘れていったとの伝承がある。昔から"古いもの”と認識されていたのかも知れない。

大字上谷字大菅

 写真右端の安永3年(1774)造立の馬頭尊は、もとは、ここ「大菅の三叉路」の交差点に東向きに建てられていました。台座に「右ち加ふみち(慈光道)」と刻まれており、慈光寺の道しるべを兼ねています。隣の地蔵尊は、寛永元年(1624)の紀年銘がある、町内最古の江戸時代の石造物です。

 その左に、寛政11年(1799)の観音経供養塔と、台座に戒名が記された文政8年(1825)の地蔵尊が並んでいます。

 4基からやや離れた左側には、文政13年の太子塔が立っています。

大菅の地蔵尊

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

越生町教育委員会 生涯学習課 文化財担当
〒350-0416 越生町大字越生917番地
電話番号: 049-292-3223
ファックス:049-292-5110
​​​​​​​生涯学習課へのお問い合わせはこちらから