082 太田道灌公の墓

大字龍ヶ谷 龍穏寺境内
太田道灌は、首都東京の繁栄発展の礎となる、江戸城を築いたことで知られる人物です。 永享4年(1432)に、関東管領上杉氏一門の扇谷上杉家の重臣太田道真の嫡男として生まれ、戦国時代の幕開けとなった享徳の乱を戦い、長尾景春の乱を鎮め、関東静謐に尽くしました。
抜群の戦功と高潔な人柄はかえって主君の上杉定正の不審を買い、文明18年(1486)7月、相州糟屋の定正邸で謀殺されます。退隠していた越生自得軒で悲報に触れた父道真は、明応元年(1492)81歳で病没し、龍穏寺に葬られました。
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