070 泰雲寺

清涼山泰雲寺 梅林に囲まれた、近年再建された美しい本堂
大字小杉字堀ノ内
元は泰雲山自持庵と号していました。明治時代の『寺院明細帳』には、「平安初期の弘仁年間(810〜824)に弘法大師の法孫の超法師という僧が創立し、天文13年(1544)、鉄厳本栄住職の時に曹洞宗龍穏寺の末寺となり、江戸明和年間(1764〜72)に龍穏寺四十四世の洞嶽石端和尚が中興開山した」という寺歴が記されています。
当寺の所在地「堀ノ内」は、堀を巡らせた中世の館を指す歴史用語ですが、館に関する遺構や伝承はありません。町域では、大字大谷と大字堂山にも同じ小字名が遺っています。
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