050 諏訪神社

明治時代まで、秋の祭典に人形芝居が奉納されていた。津久根の八幡神社で行われていたのを、江戸時代に諏訪神社の獅子舞と交換して始められたと伝わる。
大字成瀬字弘法山672
諏訪神社が鎮座する弘法山の山頂からの眺めを『新編武蔵風土記稿』は、「頂には浅間の小祠を建つ。祠辺よりの眺望最も打ち開けたり。先ず東の方は筑波の山を始めとして、比企・足立・江戸を打ち越して、遠く房総の山々を見渡し、南は八王子の辺までのあたりに見え、西は秩父ヶ岳及び比企郡笠山・乳首山など連なり、北は三国峠より信州・越州の高山見えたり」と絵入りで紹介しています。
元は古武ノ山の西の字宮路にありましたが、立地条件が悪いことを理由に明治40年(1907)に移転願いが出され、山頂にあった浅間社を合祀して移転しました。
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
越生町教育委員会 生涯学習課 文化財担当
〒350-0416 越生町大字越生917番地
電話番号: 049-292-3223
ファックス:049-292-5110
生涯学習課へのお問い合わせはこちらから