045 古池の庚申塔

古池の庚申塔

左:通称「へび地蔵」 右:「庚申塔」(石灰岩製の文字塔・明治5年<1872>造立)

大字古池字山際621-4

 六臂(6本腕)の青面金剛が、蛇を踏みつけているように見えることから「へび地蔵」と呼ばれています。ちなみに、道路下の水田の通称は「蝮田」です。

 側面には「延享二(1745)乙丑天七月吉祥日」「武州入間郡古池村之内」「施主田代組中」の銘があります。この付近には、馬場、鍛冶屋、町屋などの小字名があり、かつて田代は一村を成していたことが推定されます。

 同じ道沿いの約400メートル北方には、「左りあまてらみち」と、子ノ権現(天龍寺・飯能市)の方角を指差した安永9年(1780)造立の「寒念仏供養塔」(「指差し地蔵」)があります。

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