044 田代三喜の生地
日本の漢方医学の基礎を築いた室町時代の名医です。田代三喜は、越生の古池で生まれたと伝えられています。
医業を志した三喜は、京都妙心寺や足利学校で学んだ後、23歳で明に留学し、先端医学を学び帰国しました。その後、弟子の曲直瀬道三に医学を教え、道三は日本医学中興の祖と呼ばれるようになりました。
一方、三喜は古河公方・足利成氏の侍医を勤め、「古河の三喜」と呼ばれ庶民の治療にも尽くしました。堂山の最勝寺には田代三喜の顕彰碑があります。

越生郷土かるた「ふ」の札 「古池は田代三喜の出生地」
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