044 田代三喜の生地

大字古池字満々ノ上464
田代三喜は寛正6年(1465)に、ここ古池の田代に生まれたと伝えられています。医業を志して、京都の妙心寺や足利学校で学んだのち、23歳で明に留学して12年後に帰国しました。永正6年(1509)に、古河公方足利政氏の侍医となり、関東一円を往来して庶民の治療にも尽くし、「古河の三喜」と慕われ、「医聖」と敬われました。三喜がもたらした当時の先端医学を広めた弟子の曲直瀬道三は、日本医学中興の祖と呼ばれています。
渡良瀬川岸の永仙院跡に「医聖田代三喜供養碑」が立ち、一向寺には木像が、越生町堂山の最勝寺には顕彰碑があります。

越生郷土かるた「ふ」の札 「古池は田代三喜の出生地」
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