041 七観音

七観音

七観音と馬頭観世音 昭和52年(1977)に白根橋のたもとから移設

大字鹿下字高侭48-1

 鹿下の円泉寺の参道登り口の七観音は、六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天) を輪廻する衆生(生きとし生けるもの)に救いの手を差し伸べる、千手、聖、十一面、馬頭、如意輪、准胝の六観音と、手にした羂索で衆生を救済する不空羂索の七体の観音像が彫られています。両側面の銘文から、文化11年(1814)に観音(観世音菩薩)を信仰する鹿下村の連経講中(観音講中)が建てたことがわかります。

 傍らの名筆無学愚禅が揮毫した馬頭観世音は、文政13年(1830)の建立で、裏面には「右まつやま 左小川秩父道」と書かれています。

七観音

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