040 学頭沼と鹿下越生神社

学頭沼と鹿下越生神社

大字越生の「越生神社」と区別して「鹿下越生神社」と表記する場合もあるが、「越生神社」が正式名称。現社殿は昭和60年不審火により焼失し、のちに再建。

大字鹿下字尼ヶ谷251(越生神社)

 学頭沼は、町内最大の農業用溜池です。沼の名は、慶長8年(1603)年、江戸城へ上る平村(現ときがわ町西平)慈光寺の学頭(住職)性尊(慈光寺第62世)に嘆願し、性尊の口添えにより沼が修理されたことに由来すると伝えられています。

 明治40年(1907)、沼のほとりに鎮座する根本神社に、同じ鹿下の日枝神社を合祀して社号を越生神社と改めました。

 同42年に、高取山麓の琴平神社に旧越生村村社八幡神社や旧黒岩村村社八坂神社などを合わせて、越生神社が造営され、同じ町内に同じ地名を冠した神社が併存し、現在に至っています。

学頭沼と鹿下越生神社
学頭沼と鹿下越生神社

越生郷土かるた「れ」の札 「れんげ咲く堤を越えて学頭沼」

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

越生町教育委員会 生涯学習課 文化財担当
〒350-0416 越生町大字越生917番地
電話番号: 049-292-3223
ファックス:049-292-5110
​​​​​​​生涯学習課へのお問い合わせはこちらから