004 正法寺

新宿 越生960
大慈山正法寺は臨済宗鎌倉建長寺の末寺で、鎌倉時代の貞和年間(1345~50)に、足利尊氏が中興したと伝えられています。本尊の木造聖観音菩薩坐像は南北朝期の優品です。
本堂脇の閻魔堂は龍穏寺の坐禅堂を移築したもので、閻魔像の台座は、かつて新宿の山車に載っていた人形台座の転用です。閻魔堂前の板碑は、文永4年(1267)造立と推定される町内最古級のものです。
山門と閻魔堂の山岡鉄舟の扁額、「生徒名簿」が刻まれた27世住職大道碩圓の寿塔(顕彰碑)など、沢山の見どころがある名刹です。

閻魔堂

越生郷土かるた「を」の札 「えんま様にらみをきかす正法寺」
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