039 円泉寺

円泉寺

現本堂は明治12年(1879)の焼失後に再建

大字鹿下字高侭50

 江戸幕府が編さんした『新編武蔵風土記稿』(文政13年<1823>成立)』鹿下村の項には、「東用寺」、「薬師堂」、修験(山伏)の「大行院」も載っていますが、現存するは当寺のみです。明治時代の「神社明細帳」には、平安後期の寛徳2年(1045)創立とありますが、寺の由緒は不詳、未調査です。

 境内には、銘は判読不能ですが、鎌倉時代のものと思われる大型板碑(青石塔婆)が立っています。また、中世の五輪塔の断片や正徳3年(1713)の住職の墓石なども遺されています。

 越生町大字上野の新義真言宗智山派医王寺の末寺ですが、現在は東松山市の岩殿観音正法寺の住職が兼帯しています。

円泉寺

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