037 神明社

神明社

大字大谷字房野前(ふさのまえ)の高台で、房の組集落を見守る神明社

大谷 大谷764-1

 大字大谷の房野組16戸の氏神、産土神です。地域の拠り所として、大切に維持管理されてきたことを物語る、江戸から昭和に至る修理、再建の棟札がのこされています。現在も春秋の2回、春日神社の神官が祭礼を執行し、直会の席が設けられています。

 神明社は、天照大御神を祀る伊勢神宮内宮(皇大神宮)の末社で、その数は全国で1万5千社以上と言われています。

 神仏習合では天照大御神と大日如来は同一視されていました。かつて境内にあった「大日様」の小堂の跡地には僧侶の墓塔と地蔵尊が立っています。『新編武蔵風土記稿』に載る「如来堂」は、神仏を祀る、この神明社を指すのかも知れません。

神明社

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