031 山吹の里

 山吹の里は、にわか雨にあい蓑を借りようとした太田道灌に、「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」の古歌とともに山吹の一枝を差し出した少女の伝説ゆかりの地です。一説には、この歌の意味が分からず、大いに恥じた道灌が文武両道にはげみ、のちに江戸城を築いたといわれています。
 昭和58年度から都市公園事業として整備が進められた山吹の里は、歴史公園としてハイカーらに親しまれています。
 野口雨情文学碑には、昭和8年(1933)、八高線開通記念事業で製作された『越生小唄』の一節が刻まれています。「歌に床しき あの山吹の里よ 武蔵の越生町」

山吹の里
山吹の里
越生郷土かるた「か」の札

越生郷土かるた「か」の札 「カタコトと水車がまわる山吹の里」

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