026 如意輪観音堂

 本尊「木造如意輪観音半跏像」(県指定文化財)は、平安時代後期の応保2年(1162)に造られたもので、製作年が分かる仏像としては関東地方で最古のものです。なお、この仏像の「如意」が地名の由来だと言われています。
 また、観音堂近くの阿弥陀堂跡には、室町時代の延文6年(1361)に立てられた「御堂講の板碑」があります。毎年11月3日に、「とっかえ餅」という行事が観音堂で行われることからも、今でも厚い信仰と伝統行事が守り伝えられていることが伺い知れます。

富士講の碑
富士講の碑
如意輪観音堂

越生郷土かるた「は」の札 「八百年歴史を語る如意観音」

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