023 虚空蔵尊

上野二 上野2261
医王寺の末寺で、明治初年に廃寺になった三満山万蔵寺の境内に建てられた、南北朝期の作と推定される「能満」「智満」「福満」の三体の虚空蔵菩薩像を祀るお堂です。
昭和48年(1973)1月、虚空蔵堂下の万蔵寺本堂の屋根を葺き替え中、天井裏から、布に包まれた小判、二朱金、一分金、二分銀計109枚、時価500万円以上相当が発見されました。檀家たちで競り売りし、得た収益で本堂を改築しました。昭和61年の不審火の際も、耐火厨子に守られた本尊は難を免れました。毎年3月には、関東地方でシーズン最後のだるま市が開かれます。

越生郷土かるた「た」の札 「だるま市にぎわう上野の虚空蔵尊」
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