014 上台遺跡

縄文時代中期の竪穴式住居跡(新旧2軒が重なり合って見つかった)
上台 越生1014ほか
上台山一帯は縄文時代の集落遺跡(ムラの跡)です。今までに計4回の発掘調査が実施され、縄文土器をはじめ、石鏃(ヤジリ)や石斧(石オノ)等の石器類など、大量の出土品が出土しています。
今から7〜8千年前の縄文時代早期に人が住み始め、計16軒の竪穴住居跡が見つかっている4〜5千年前の縄文時代中期がムラの最盛期でした。
本格的な農耕を行わず、狩猟、漁撈、採集によって日々の糧を得ていた縄文人にとって、動植物資源が豊富な平野と山地の接点に位置し、且つ見晴らしがきき、水はけも良い上台山は、格好の居住の場だったのです。

発掘調査風景

越生郷土かるた「ん」の札 「上台遺跡縄文人の住んだあと」
地図情報
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