012 子の神の庚申塔

本町 越生642-3
大字上野字子の神、大字越生との大字境(旧村境)に立つ石塔で、高さ約80センチメートルの自然石に「庚申塔」と大書され、「文政十一年(1818)戊子九月吉日」「上野村 今市村(※越生の旧称)」の銘があります。
60日に一度の庚申(かのえさる)の夜、睡眠中に、人の体内に潜む「三尸の虫」が天帝に罪過を告口するそうです。これを防ぐために、人びとが集い、青面金剛や猿田彦を祀って徹夜するのが庚申待で、講員(仲間)が建てたのが庚申塔です。
越生町内では、このほか、青面金剛と「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿を彫るもの、「猿田彦大神」の文字塔など、計20基以上が確認されています。
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