火元別初期消火のポイント

感電の危険性があるので、まずプラグを抜くか、ブレーカーを切ってから水をかける。

水や消火器を用意して、徐々に戸を開ける。いきなり開けると空気が補充され、火がいっそう強くなってしまう。

すぐ床や地面に倒れて、ころがりながら火を消す。毛の立った製品（起毛製品）は火が走りやすいものもあるので、台所仕事などでは、できるだけ避けた方がよい。

1. できれば、濡れたぞうきんなどを使って引き起こす。
2. 燃えている上からバケツの水を一気にかけるか、毛布などをかぶせて、その上から水をかける。
3. 消火器があれば直接火元にかけて消火する。

1. 水が効果的。火が小さいうちは、水をたたきつけるようにかける。火が立ち上がっていたら、上の方にねらいをつけて、半円を描くようにまいて消す。
2. 水が間に合わなければ、もたもたするよりも、カーテンはひきちぎり、障子などは倒して、足で踏んで消す。

1. まずガスの元栓を締めてから消火にあたる。
2. 消火器を使うときは、油を飛散させないように、なべのふちや壁に消化液をぶつけて、反射させながらかける。
3. 消火器のない場合は、大きなフタを手前からすべらせて空気を断つ方法や、ぬれタオルなどを一気にかぶせて油温を下げる方法もある。