平物産の口頭弁論期日取消し、県虐待禁止条例改正案撤廃、越生の秋は獅子が舞う(11月1日更新)

平物産の口頭弁論期日取消され、後日指定予定

平物産株式会社に対する裁判で、第1 回口頭弁論期日は9 月4 日に指定されていましたが、相手方に代理人が就いたものの実質的な反論書面が提出されていなかったため、第1 回目の期日は実質的意味がないものになりました。
このような理由から、裁判所の判断により9 月4 日の期日は取り消されました。後日口頭弁論期日は指定される予定です。また、相手方から実質的な反論書面が後日提出される予定です。

県虐待禁止条例改正案撤回に安堵

 自民党県議団の提出した県虐待禁止条例一部改正案が、撤回され喜んでいます。
この条例改正案は、小学3 年生以下の子どもだけで留守番させることや登下校させること、公園で遊ばせることなどを禁止事項に当たるとしていました。このようなことを禁止することは、県民特に子育て世帯の皆さんの理解を得られるはずはありません。私は関係者に撤回を強く働きかけた
ところ応じてくれました。
 世論の強い反対が大きな後押しとなり、条例改正案が撤回され安堵しました。

越生の秋は獅子が舞う

 越生町の秋は獅子舞の季節です。獅子舞は、五穀豊穣や疫病除けの祈願、豊作の感謝等のために行われてきました。越生には八幡神社(津久根)、住吉神社(麦原)、梅園神社(小杉)、東山神社(上野)に各々獅子舞があり、その筋立ては、大獅子と中獅子の雄獅子2頭が雌めじし獅子を奪い合うというものです。いずれも古い歴史を持ち立派なもので、町の無形民俗文化財に指定されています。
 獅子舞も新型コロナウイルスの影響を受けて中止されていましたが、今年は四つの獅子舞が全て揃います。
 津久根の獅子舞は移住者が活躍

 獅子舞の季節の始まりは、津久根の獅子舞と麦原の獅子舞です。津久根は10 月14 日土)、15日(日曜)の2 日間行われました。演目(庭)は、「七五三(注連)掛がかり」、「四幕抱き」、「花掛り」の3 庭です。15 日の午前中は雨のため拝殿の中で、午後は晴れたので外で舞われました。このうち「七五三掛り」の雌獅子は、津久根に移住して3 年目の森本慶さんが立派に舞いました。森本さんは昨年も中獅子を舞い、それに加えて、笛も吹いて津久根の獅子舞保存会に積極的に参加して活躍し
ています。頼もしい新人です。
麦原の獅子舞は15 日(日曜)の1 日だけ行われました。午前中は雨でしたので、やはり室内で、午後は晴れましたので外で舞われました。
この獅子舞は、山深い所で行われるため、越生の四つの獅子舞の内、最も素朴な雰囲気のある素晴らしい獅子舞です。
なお、小杉と上野の獅子舞は順次お伝えします。

(11月27日更新)