令和5年 新年のあいさつ

 新年おめでとうございます。お健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。皆様には町政に関し温かいご理解、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

 昨年も新型コロナウイルスの影響が続きました。この間皆様のご協力によりワクチン接種を着実に進めることができ改めて感謝申し上げます。引き続きコロナウイルス感染症に関して適切な対応をとってまいります。

 そのような中、ウイズコロナに向けた新たな段階への移動を開始し、また物価高騰対策等を進めました。

 環境整備に関しては、昨年12 月25日に越生町・毛呂山町・ときがわ町・東秩父村の入間郡・比企郡・秩父郡にわたる3町1村を巻き込んだ「山並み連携」ともいうべき「ゼロカーボンシィティ宣言」を行いました。この宣言は越生町が提唱したものです。今まで郡を異にする接点の少なかった自治体との連携を組めるメリットは大きく、今後環境のみならず防災・観光・スポーツ・教育の発展に有益なものと考えています。

 また、「越生町太陽光発電設備の適切な設置等に関する条例」を策定し昨年4月1日に施行しました。この条例は、町民の皆様の安全を第一に考え、一歩踏み込んだ条例とし、国や県からも評価を受けています。また小杉の太陽光発電現場は、私が就任した時には、斜面が危険な状態でしたが、信頼できる工事会社と交渉し、安全対策工事を完了させました。

 全町民の皆様に対する取り組みとしては、水道料の基本料金を6か月分お支払いいただかなくてもよいようにしました。子育て・教育に関しては、小中学校の給食費を8か月分無料とする補助、保育施設の運営費補助等を行いました。

 また、マイナンバーカードの普及に力を入れ、全国のコンビニでこのカード使用して住民票・印鑑証明書等が取得できるようにし、令和6年3月まではこれらの証明書を10円で取得できるようにしました。

 私の公約の「女性・若者まちづくり会議」では、各委員が真剣に町の未来について考え議論してくれました。私はそのこと自体が町の宝だと思います。その結晶の意見書を昨年10月にいただきましたので、可能なものは予算で具体化いたします。

 文化財関係では、昨年文化庁から「地域の伝統行事のための.伝承事業」として、7132万円もの補助金をいただきました。この補助金を諸伝承事業、特に各町内の山車の大規模改修に活用しています。昨年の越生まつりは、五台の山車がこの改修のため不在になったことから、「実行委員会」の決定により、やむなく中止となりました。今年の越生まつりは、見事に改修された山車のお披露目を兼ねた4年ぶりの開催を華々しく行いたいと思います。

 私は令和3年2月に町長に就任し公約に掲げた施策を順調に進めています。この他、何十年も先送りされてきた、いくつもの懸案事項があり、これらの諸課題に取り組んでいます。また、デジタル化の推進を一層進めていきます。今後も「安心元気な越生町」の実現のため職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き温かいご支援ご協力をお願い申し上げます。

 結びに町民の皆様にとりまして、本年が幸多き一年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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