高齢化が進む中、認知症高齢者による徘徊や行方不明に至るケースなども多くなることが予測されます。そこで、越生町では、平成28年3月より徘徊や徘徊のおそれのある認知症高齢者などが行方不明になった場合、地域で早期発見できるよう関係機関等の支援体制を構築することにより、高齢者等の安全と家族等への支援を図ることを目的に「越生町認知症高齢者等SOSネットワーク事業」を始めました。
徘徊のおそれがある高齢者等の名前や特徴、写真などの情報を家族や本人の同意を得て、事前に登録しておくことで、行方不明などの緊急時に関係機関等への情報発信が速やかに開始されます。
事前登録は、地域包括支援センターで受付けておりますので、申請してください。
【SOSネットワークの流れ】
1. 家族や本人などの申請により、地域包括支援センターに事前登録をします。
2. 事前登録の内容は、地域包括支援センターと西入間警察署で共有します。
3. 家族等は、登録者の徘徊が発生した場合、西入間警察署に捜索願を出すとともに地域包括支援センターに連絡をします。
4. 地域包括支援センターは、民生委員児童委員などの関係機関や、居宅サービス事業所などの協力機関、要援護者等見守り支援ネットワーク協定締結事業者や、要援護者ふれあいネットワーク協定締結店舗などに情報を発信し、発見のための支援を要請します。
5. 関係機関及び協力機関は、周囲の捜索に協力します。
6. 関係機関及び協力機関が発見した場合は、登録者の安全の確保に努めます。
【対象者】
町内に住所を有する65歳以上の認知症高齢者等で徘徊行動により、行方不明となるおそれのある方
【事前登録先】
越生町地域包括支援センター
【事前登録費用】
無料
注記1 事前登録されていない場合でもSOSネットワークの流れとなりますが、捜索に必要な情報の収集等に時間がかかる場合があります。
注記2 個人情報は、越生町個人情報保護条例の規定に基づき、適正に管理します。また、外部提供する情報は、家族が同意する範囲とします。
越生町認知症高齢者等SOSネットワーク事業事前登録届(WORD:47KB)
越生町認知症高齢者等SOSネットワーク事業変更届(WORD:32KB)