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越生の獅子舞

 獅子舞は日本の代表的な民俗芸能で、霊獣である獅子の力によって疫病や悪魔を祓い、安全息災を願う信仰から起ったと考えられています。埼玉県には多くの獅子舞が伝承されており、越生町では、上野の東山神社、津久根の八幡神社、小杉の梅園神社、麦原の住吉神社の4社に伝えられ、いずれも秋祭りに奉納されています。
 越生の獅子舞は、大獅子と中獅子の雄獅子2頭が、雌獅子をめぐって争うという筋立ての一人立ち三頭形式で舞われます。笛方による笛の音、花子が掻き鳴らす竹製の簓の伴奏で、先頭に立つ蠅追い(幣負い)に指南されながら、獅子役者が芝居で言う「幕(演目)」に当たる「庭」を演じます。
 世代間の交流をうながす重要な神事ですが、近年はいずれの地区も後継者の養成に苦慮しています。 大切に守り伝えたい越生町の秋の風物詩です。

 

◎令和3年度の奉納は中止となりました。