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H27-17 越生絹市場跡

 かつての越生は、着物の裏地に使う高品質の裏絹(生絹)の産地として知られ、江戸時代から月6回、2と7の日に開かれる市(二七の市)で、絹が取引される絹の町だった。

 明治維新後、製糸・織物業は殖産興業政策として奨励され、越生の絹市も盛況を極めた。明治33年(1900)、株式会社越生生絹市場が設立、間口13間、奥行26間のトタン屋根の建物が新築された。取引の際に押す証印から、「証印所」と呼ばれていた。

 「春雨の降る日など、高い山の上から眺めると、この市場へ通う傘が延々と長蛇の列をなして街へ続いたものだったそうである」(奥富由雄『郷土百年』1968年より)。

 昭和5年(1930)には、この場所に、越生織物同業組合の事務所(織物会館)が建てられたが、平成20年に取り壊された。

 

017越生絹市場跡

越生絹市場跡

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